歯茎マッサージは今すぐできる!指と歯ブラシを使うやり方・効果を解説

歯茎マッサージを知っていますか?
歯茎マッサージは特別なアイテムを使わず、指や歯ブラシでも行うことができ、お口ケアに様々な良い効果が期待できます。
歯茎には歯を支えたり細菌などの侵入を防ぐバリア機能があったりと、お口の中で重要な役割を持つ組織です。
そして歯肉は歯と違って新陳代謝を繰り返すので、マッサージで血行促進するとオーラルケアに効果的です。
この記事では、歯茎マッサージの効果とすぐにできるやり方をご紹介します。
歯周病や口臭にお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。
歯茎マッサージで期待できる3つの効果

歯茎マッサージでは、以下3つの効果が期待できます。
- 歯周病予防
- 虫歯・口臭予防
- リラックス効果
それぞれについて、順番に解説します。
1.歯周病予防
歯茎マッサージによって歯茎の血行が促進されると、歯周病を予防する効果が期待できます。
血流が上がると歯肉に必要な栄養や酸素が行き渡るので、歯周病の原因菌に対する抵抗力アップに効果的です。
歯茎マッサージによって老廃物の排出が促されるので、口内環境が整いやすくなります。
歯茎の血流が悪いと、細胞の入れ替わりに必要な酸素が届きにくくなり、歯周病の原因菌が繁殖しやすくなります。
2.虫歯・口臭予防
歯茎マッサージで歯茎を刺激すると、唾液の分泌が促されます。
唾液には自浄作用といって、食べかすを洗い流すだけでなく、消化を助けたり口内の細菌増殖を防いだりする役割があり、虫歯や口臭予防にも効果的です。
3.リラックス効果
歯茎には多くの血管やツボがあります。
歯茎マッサージで歯茎全体を優しくマッサージすることで、顔全体の緊張がほぐれ、心地よいリラックス効果も期待できます。
以上が歯茎マッサージで期待できる主な効果です。
歯周病や口臭が気になっている方は、特に歯茎マッサージがおすすめです。
今すぐできる!指と歯ブラシを使う歯茎マッサージのやり方

歯茎マッサージは、指や歯ブラシで気軽に行うことができます。
ここでは、誰でもできる歯茎マッサージの簡単な方法を解説します。
歯茎マッサージをする前に
歯茎をはじめ口内はとてもデリケートな粘膜ですから、傷口や炎症がある場合は歯茎マッサージは行わないでください。
指で歯茎マッサージを行うときは、必ず手を丁寧に洗っておきましょう。
そして爪を切ったり切り口を整えたりして、歯茎を傷つけないように十分注意してください。
指を使う歯茎マッサージのやり方
手を綺麗に洗い、人差し指の腹を使って歯茎をマッサージしましょう。
力加減は「気持ちいい」と思う程度の圧が目安です。
左下または右下の奥から手前へ向かって、2~5回程度ゆっくりなでるようにマッサージします。
左上や右上の奥も同じようにマッサージしましょう。
歯と歯茎の境目や歯茎の表面を、小刻みに動かしたり円を描くようにしたりしてマッサージします。
歯茎の根元には太い血管が通っているので、その部分を優しくマッサージするように意識しましょう。
歯ブラシを使う歯茎マッサージのやり方
歯ブラシで歯茎マッサージを行うときは、やわらかめのタイプを使います。
毛先を歯茎に当てる時の力加減は軽く、痛みを感じない程度に調整しましょう。
歯と歯茎の境目に毛先を沿わせて、力をぬいて軽く小刻みに動かします。
歯を1本ずつ丁寧にマッサージするとより効果的です。
上下左右、奥歯から前歯にかけて順番に歯茎マッサージしましょう。
くるくると円を描くように歯ブラシを動かすと、血流促進に効果的です。
歯ブラシを使って歯茎マッサージをすると、歯磨きと同時に行うことができるので効率的です。
ただし、歯茎を傷つけないために、歯磨き粉を使うときは研磨剤が配合されていないものがおすすめです。
歯茎マッサージは、上記のように指や歯ブラシで手軽に試すことができます。
歯磨きよりも短い時間でできますから、興味がある方はぜひやってみてください。
歯茎マッサージの効果を高めるコツ
歯茎マッサージの効果を高めるコツは、以下3つが挙げられます。
- 入浴後や就寝前など、血行が良いタイミングで行う
- 歯磨き後など口内が清潔な状態で行う
- マッサージジェルや保湿ケア剤を併用する
歯茎マッサージでは血流を上げることがポイントなので、入浴後など血行が良いタイミングで行うことで、より高い血行促進効果が期待できます。
またお口の中は大変デリケートですから、オーラルケアの直後などできるだけ清潔な時に行ってください。
また歯茎マッサージ用として、マッサージジェルや保湿ケア剤が販売されています。
ジェルを適量出して、歯茎に優しく塗り広げながらマッサージするとよりスムーズに歯茎がケアできます。
使用後は軽くうがいする程度にとどめると、ジェルが適度に歯茎に残り、成分が浸透しやすくなります。
歯茎マッサージがおすすめの人・控えた方が良い人の特徴

歯茎マッサージは、歯茎の状態によっては避けた方が良い時があります。
ここでは、歯茎マッサージがおすすめの人と控えた方が良い人の歯茎の特徴を解説します。
歯茎マッサージがおすすめの人
歯茎マッサージがおすすめの人は、以下の通りです。
- 歯茎の色が暗くなってきた
- 歯茎の腫れや出血が気になる(軽度)
- 喫煙やストレスを抱えている
- 歯周病や口臭を予防したい
上記の特徴がある方は、歯茎の血流が悪くなっている可能性がとても高いです。
これらでお悩みの方は、ぜひ歯茎マッサージで血行を促進してみましょう。
歯茎の腫れや出血は、軽度の場合歯茎マッサージをしても問題ありませんが、強い痛みを感じるほど強い時は避けてください。
軽度であっても、マッサージをして違和感を覚えるなら症状が落ち着くまで様子を見ましょう。
歯茎マッサージを控えた方がいい人の特徴
歯茎マッサージを控えた方がいい人の特徴は、以下の通りです。
- 歯茎に強い腫れ・出血・痛みがある
- 歯の治療中である
歯茎にダメージがあるときにマッサージすると、症状が悪化するかもしれません。
強い腫れや出血があるときは、まずは歯医者さんで診てもらうことが大事です。
また歯の治療を受けている場合は、歯医者さんでの治療が最優先です。
歯茎マッサージをして良いタイミングは、歯医者さんに確認しましょう。
歯茎マッサージの注意点

歯茎マッサージを行うときは、以下の4つにご注意ください。
- 強くこすらずに、歯茎全体を優しくなでるように行う
- 清潔な指や歯ブラシを使う
- 歯茎やお口に痛み・出血がある場合は歯茎マッサージをすぐ中止して、歯医者さんを受診する
- 1回のマッサージ時間は、長くても3分以内を目安にする
歯茎は粘膜で、擦ったり強い刺激を与えたりすると傷になる恐れがあります。
お口の中で行うことなので、外部からの雑菌が入らないように細心の注意を払ってください。
歯茎を過度に触りすぎると、出血したり歯茎下がりの原因になったりする可能性もあるので、長くても3分で切り上げるようにしましょう。
また歯茎に痛みや出血があった時は、すぐにマッサージを中止してください。
歯茎の痛みや出血が治まり、触っても違和感がない状態になったら少しずつマッサージを再開してみましょう。
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まとめ
歯茎マッサージについて、その効果や簡単なやり方をご紹介しました。
この記事をまとめます。
- 歯茎マッサージには、歯周病予防や口臭対策、リラックス効果が期待できる
- 歯茎マッサージは、指や歯ブラシで手軽に行うことができる
- 歯茎マッサージは、歯茎の腫れや出血があるときは行わない
年齢が進むほどお口のケアは大事で、歯茎も例外ではありません。
オーラルケアを意識している方は、ぜひ歯茎も毎日ケアしてあげてください。
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お口のケアに力を入れたい方は、ぜひオカムラのアイテムをチェックしてみてください。
 
					 
				 
				 
			



 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							